
ラミノーズテトラは、透明感のある銀白色の体に、真っ赤に染まった頭部と黒白のストライプが入る尾びれが美しい小型カラシンです。「ラミノーズ(Rummy-nose)」は「ラム酒で赤くなった鼻」を意味し、その名の通り頭部の赤みが最大の魅力です。
テトラの中でも特に群泳性が高く、水槽内で全員が同じ方向を向いて泳ぐ姿は圧巻です。近縁種のブリードラミノーズ(Hemigrammus rhodostomus)やペティテラ(Petitella georgiae)と混同されやすく、本種は赤色が鰓蓋(えらぶた)の後ろまで広がる点で見分けられます。
最も懸念が少ない
Least Concern(LC)
絶滅のおそれが低い状態
30cm水槽から飼育可能ですが、本種の魅力である群泳を楽しむには10匹以上をまとめて泳がせられる45〜60cm水槽がおすすめです。 水草を多めに植え、正面に泳ぐスペースを空けたレイアウトにすると、整然と群れをつくる姿を観察しやすくなります。
人工飼料への餌付きは良く、フレークや小粒の顆粒フードで問題ありません。口が小さいため、粒が大きい場合は指ですりつぶして与えてください。 冷凍赤虫やブラインシュリンプを週に数回混ぜると、頭部の赤い発色がより濃く鮮やかになります。1日1〜2回、数分で食べきれる量を与えましょう。
非常に温和で、同サイズのテトラ類、ラスボラ、コリドラス、オトシンクルス、小型プレコなど、ほとんどの小型熱帯魚と混泳できます。 ディスカスやエンゼルフィッシュの混泳相手としても定番で、高水温・弱酸性を好む性質がディスカスの飼育環境とよく合います。 口に入るサイズの魚を捕食する中〜大型魚や、ヒレをかじる気の荒い魚との混泳は避けてください。
頭部の赤色は水質のバロメーターです。水質が悪化したり導入直後にストレスを感じると赤みが薄くなるため、赤が抜けたら換水や水質チェックのサインと考えましょう。
水質の急変や輸入直後の状態に弱いため、購入時はショップで数日以上経過し赤みがしっかり出ている個体を選び、導入時は水合わせを丁寧に行ってください。
群泳性を最大限に引き出すには、最低でも10匹、できれば20匹以上での飼育がおすすめです。数が少ないと散らばりやすく、多いほど一体感のある群れになります。
ネグロ川などのブラックウォーター出身のため、流木や枯れ葉(マジックリーフ)を入れて弱酸性の軟水を保つと発色が良くなり、落ち着いて泳ぐようになります。

グローライトテトラ(glowlight-tetra)
Hemigrammus erythrozonus

グリーンファイヤーテトラ(green-fire-tetra)
Aphyocharax rathbuni

エンペラーテトラ(emperor-tetra)
Nematobrycon palmeri

シルバーハチェット(silver-hatchetfish)
Gasteropelecus sternicla

ブラックテトラ(black-tetra)
Gymnocorymbus ternetzi

ブラックネオンテトラ(black-neon-tetra)
Hyphessobrycon herbertaxelrodi

カーディナルテトラ(cardinal-tetra)
Paracheirodon axelrodi

アークレッドペンシル(arc-red-pencil)
Nannostomus mortenthaleri

ネオンテトラ(neon-tetra)
Paracheirodon innesi

ピラニア・ナッテリー(red-bellied-piranha)
Pygocentrus nattereri

シルバーチップテトラ(silvertip-tetra)
Hasemania nana

カラープロキロダス(kissing-prochilodus)
Semaprochilodus insignis / Semaprochilodus taeniurus

コンゴーテトラ(congo-tetra)
Phenacogrammus interruptus