
コンゴーテトラはアフリカ原産のカラシンで、光の加減で青、緑、紫、オレンジなど様々な色合いに変化する虹色の体色が最大の魅力です。特に成熟したオスは背びれと尾びれが長く伸び、尾びれの中央部分だけが特徴的に伸長する独特なフォルムになります。体高が高く存在感があるため、群泳させるだけでも水槽内が華やかになります。東南アジアでブリードされた個体が定期的に輸入されているため、入手も比較的容易です。
暗めの背景や流木・水草を配置すると、自然な環境が再現され体色がより美しく発色します。ブラックウォーター環境や水草レイアウトを整えることで、本来の美しい発色を引き出せます。
弱酸性~中性の水質で管理した方が発色が良くなる傾向があります。中性より弱酸性の水質の方が発色が良いです。
色揚げには、色素成分の多い餌(雑食性熱帯魚用の色揚げ効果を謳う餌)を与えると効果的です。
派手な姿になるのは成熟したオスに限られます。幼魚期のオスは地味で、メスは成熟してもオスのような特徴は現れません。
水槽導入直後は環境変化のストレスで体色が悪いことがありますが、水質・水温を適切に管理しながら飼い込むことで美しく発色してきます。
水草を入れる場合は、葉が硬いアヌビアス・ナナやミクロソリウムを選ぶと食害されにくいです。
底床はあった方が照り返しを防げるため魚が落ち着きやすく、鑑賞性も向上します。サンゴ砂のような水質をアルカリ性に傾ける底床は避けましょう。
60cm水槽以上が理想的です。体長10cm程度に成長し、群泳性があるため複数飼育が基本となり、広い遊泳スペースが必要です。活発に泳ぎ回る習性があるため、遊泳層を圧迫しないレイアウトを心がけましょう。
1日2回、5分程度で食べきれる量を与えます。人工飼料(フレーク、顆粒タイプ)が主食で、補助として冷凍ブラインシュリンプやミジンコ、植物質を含んだ餌を与えると色彩がさらに鮮やかになります。大食漢で排泄物も多いため、ろ過能力の高いフィルター(上部フィルターまたは外部フィルター)が推奨されます。雑食性なので成長して口が大きくなると柔らかい水草を食べることがあります。
基本的に温和で、同じくらいのサイズの魚との混泳に適しています。小型魚(ネオンテトラなど)とも問題なく混泳可能ですが、口に入るサイズの稚魚は捕食することがあります。オスの繊細な長いヒレをついばむ魚(スマトラ、一部のバルブ類)との混泳は避けましょう。コリドラスや小型プレコなどの底物との混泳は特に相性が良いです。


