
ピラニアの代表格である「ピラニア・ナッテリー」は映画などの恐ろしいイメージとは裏腹に、アクアリウムの世界では非常に臆病で繊細、そして飼い込むほどに腹部の赤みが美しく映える非常に魅力的な熱帯魚です。
単独飼育の場合、最低60cm水槽が必要です。 成長するとかなりのボリュームになるので、3〜5匹を群泳させるなら 90cmクラス以上、将来的には 120cm水槽が視野に入ります。
基本的には肉食性です。成長スピードや水質の維持を考えてメニューを組み合わせます。 幼魚期には赤虫、メダカ、人工ひかりクレスト「キャット」や「カーニバル」などを与えます。 成魚期には姉金(金魚)、キビナゴ、むきエビ、鶏のささみなど。
他種との混泳は原則不可です。口に入るサイズはすべてエサになり、大型魚であっても齧られてボロボロにされるリスクが常に付きまといます。 ピラニア・ナッテリー同士の混泳は可能ですが、「小競り合いによるヒレ齧り」や「共食い」のリスクは常にあります。 混泳させる際は、個体間のサイズを揃えること、隠れ家となる流木を配置すること、そして何よりエサをしっかりと行き渡らせて空腹状態を作らないことが絶対条件です。
大食漢で生餌を好むため、非常に水が汚れます。上部式フィルターや外部式フィルターの単体運用ではなく、ろ過槽の容量が大きいシステム(上部+投げ込み、あるいはオーバーフローなど)を推奨します。定期的な換水(週に1回、1/3程度)も必須です。
見た目に反して超がつくほど臆病です。人が水槽の前を通っただけでパニックを起こし、水槽のガラス壁や流木に激突して口先を怪我することがよくあります。水槽の背面や側面にバックスクリーンを貼り、落ち着ける暗めの環境を作ってあげてください。
普段は臆病でも掃除中に追い詰められたりエサと勘違いしたりすると、人間の指など簡単に噛みちぎるアゴの力を持っています。水槽内に手を入れる際は常にピラニアの位置を確認し、絶対に油断しないでください。
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