
シルバーチップテトラは、ヒレの先端が銀白色に輝くことからその名がついた小型カラシンの仲間です。別名「ハセマニア」としても広く知られています。透明感のある黄色からオレンジがかった体色に、各ヒレの先端の銀色のスポットが映え、水槽内で光を受けるとキラキラと輝く姿がとても美しい魚です。カラシンの仲間としては珍しく脂ビレを持たないという特徴があります。活発に泳ぎ回る性格で水槽に動きを与えてくれますが、臆病な一面もあり、少ない匹数では物陰に隠れて出てこないこともあります。群泳を好むため5匹以上での飼育が基本で、10匹以上で群泳させると本来の活発さと美しさが引き立ちます。水質への適応力も高く、日本の水道水でも問題なく飼育できるため初心者にもおすすめの種です。
匹数が少ないと臆病さが目立ち隠れがちになります。5匹以上、できれば10匹以上で飼育すると活発に泳ぎ回り、群泳時のヒレの銀色の輝きが一層美しく見えます。
温和な魚ですが、飼育匹数が少ない場合や水槽が狭い場合は縄張り意識が強くなり、他魚を攻撃することがあります。広めの水槽に隠れ家を多めに配置することでトラブルを防げます。
水草水槽との相性が抜群です。ソイルを使用した弱酸性の環境では特にコンディションが良く、体色も美しく仕上がります。水草の緑を背景にオレンジがかった体色と銀色のヒレ先が映えます。
pHが下がりすぎるとコンディションが落ちるため、定期的な底砂掃除と水換えを心がけましょう。日本の水道水に適した水質を好むので、極端な水質調整は不要です。
強い水流が苦手なため、フィルターの排水を壁面に当てるなどして水流を穏やかに調整すると快適に過ごせます。外部フィルターの使用がおすすめです。
カラシンの仲間としては珍しく脂ビレを持たないことが特徴です。この点でも他のテトラとの違いを観察する楽しみがあります。
数匹であれば30cm水槽から飼育可能ですが、群泳を楽しむなら45cm以上を推奨します。活発に泳ぎ回るため、遊泳スペースを十分に確保しつつ、水草や流木で隠れ家を多めに設けたレイアウトが最適です。混泳させる場合はできる限り広い水槽が望ましく、60cm水槽であれば十分に群泳を楽しめます。水流は穏やかな方を好むため、外部フィルターの使用がおすすめです。
小型魚用のフレークフードや顆粒タイプの人工飼料をよく食べます。口が小さいため、小粒の餌を選ぶことがポイントです。冷凍ブラインシュリンプやミジンコなどの生き餌を時々与えると色彩がより鮮やかになります。1日1-2回、2分程度で食べきれる量を目安に与えてください。
同サイズ程度の温和な小型魚との混泳が適しています。ネオンテトラやカージナルテトラなど同じカラシンの仲間との相性が良好です。コリドラスやオトシンクルスなどの底物、ラスボラ類、グッピー、プラティなどとも混泳できます。ヤマトヌマエビやミナミヌマエビなどの小型エビ類との同居も可能です。ただし、大型魚や気の強い魚種との混泳には向きません。混泳時は隠れ家を多めに配置し、十分な遊泳スペースを確保することが大切です。





