
雄の大きな背ビレがヨットの帆のように美しく広がるセルフィン・モーリーは、そのダイナミックな姿とコケ取りとしても優秀な実用性から非常に人気のある熱帯魚です。 淡水と海水の両方に生息でき、広範囲の塩分濃度に耐えますが、淡水条件で最もよく育ちます。セルフィン・モーリーの原種の生息地はメキシコのユカタン半島に限定されています。
危急
Vulnerable(VU)
野生絶滅の危険が増大している状態
45cm水槽なら 2〜3匹程度、60cm水槽で5匹以上の飼育が可能です。モーリーはフンが多く水を汚しやすいため、ろ過フィルターは上部フィルターや外部フィルターを選ぶと安心です。
1日1〜2回、数分で食べ切れる量を与えます。フレークや顆粒の人工飼料をよく食べます。 プレコのエサなどの植物性の栄養が含まれたエサを好みます。水槽内の糸状コケや油膜も食べてくれる優秀な掃除屋です。
性格は基本的に温和ですが、少し気が強く、他の魚のヒレをつつくことがあります。
モーリーは卵胎生といって、卵ではなくお腹の中で卵を孵化させて稚魚の状態で産みます。そのためオスとメスをペアで飼っていると、いつの間にか水槽内で稚魚が泳いでいることがよくあります。
稚魚は親魚や他の魚に食べられてしまうため、産卵箱に隔離するか、水草(マツモやウィローモスなど)を多めに入れて隠れ家を作ってあげましょう。
最大のポイントであるpHについて、多くの熱帯魚は弱酸性を好みますがモーリーは中性〜弱アルカリ性を好みます。日本の水道水は中性付近が多いので基本はそのままで大丈夫ですが、水質が酸性に傾くと病気(尾ぐされ病など)になりやすいので注意してください。大磯砂など水質を弱アルカリ性に傾ける砂利を使うと管理が楽になります。また、もともと汽水にも住む魚なので、病気の予防や治療に塩分(0.2%〜0.5%程度)を加えるのも非常に有効です。
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