
キッシンググラミーは、東南アジア原産の熱帯魚で、最大の特徴は「口を突き出してキスをするような仕草」をすることです。
赤ちゃんサイズで売られていることが多いですが、最終的には90cm以上の水槽が必要になります。成長が早いため、最初から余裕のあるサイズで飼育を始めるのが理想的です。
熱帯魚用のフレークやタブレット、沈下性のプレコフードなども好んで食べます。水槽の壁面や流木についたコケを舐めとるように食べますが、それだけでは栄養が足りないため、必ず専用のエサを与えてください。
前述の通り、オス同士では「キス」による小競り合いが頻発します。激しくやり合う場合は、隠れ家を増やすか隔離が必要です。中型以上の魚(シルバーシャーク、中型シクリッド、大型のポリプテルスなど)とは比較的相性が良いです。
「キス」の動作は親愛の情ではなく、実はオス同士の縄張り争い(闘争)です。口を押し付け合って力比べをしています。
葉の柔らかい水草(アナカリスやカボンバなど)は、食べてボロボロにしてしまうため、アマゾンソードのような葉の硬い種類にするか、アヌビアス・ナナのように流木に活着させるタイプがおすすめです。
ショップでよく見かけるのは、ピンク色のピンク・キッシンググラミーという改良品種です。見た目は可愛らしいですが、かなりタフで大きく育つため、長期的な飼育計画を立てて迎えてあげてください。 マーブルグラミーと比べて寿命が長く、長く付き合えるパートナーになってくれます。