
大きな胸鰭を翼のように広げて水面直下を漂う姿が魅力的なバタフライフィッシュは、アロワナに近い仲間の古代魚で独特の生態を持っています。
60cm以上の水槽 が推奨です。体長自体は10cm前後ですが、水面を広く泳ぎ回るため、底面積(幅と奥行き)がある程度必要になります。
「沈んだ餌には一切見向きもしない」という性質があるため、水面に浮く「浮上性」の肉食魚用人工飼料(ひかりクレスト キャットの浮上版や、アロワナ用の小粒フードなど)を与えます。 また、メダカ、アカヒレ、コオロギ、乾燥エビ(クリル)、冷凍赤虫といった生餌を好みます。
水面、中層、低層で住み分けができるかどうかが成否を分けます。 コリドラス、プレコ、クーリーローチ、中型・大型のテトラ(コンゴテトラなど)、その他水面に出てこない大人しい熱帯魚だと成功しやすいです。 ネオンテトラなどの小型魚やグッピーの稚魚は口に入るサイズだと夜間に捕食されてしまいます。また、同種間では水面の縄張り争いをするため60cm水槽であれば単独飼育か、隠れ家(浮き草など)を多く入れたペアでの飼育に留めるのが無難です。
バタフライフィッシュの飼育で最も意識すべきなのは「驚異的なジャンプ力を持つ」という点です。野生下では水面上の昆虫をジャンプして捕食するため、信じられないほど高く飛びます。わずかな隙間(コード穴など)からも飛び出すため、隙間をウールマットやテープで完全に塞ぎ、蓋の上には重石を置いてください。
自慢の胸鰭は泳ぐためではなく、水面に浮いてカモフラージュしたり、ジャンプの推進力を得たりするためのものです。泳ぎはあまり得意ではないため、フィルターの吐出口を壁面に向けるなどして、水面の水流は極力弱く(理想はほぼ静水に)してあげてください。水面が激しく波打つと体力を消耗してしまいます。

ポリプテルス・セネガルス(polypterus-senegalus)
Polypterus senegalus

アミメウナギ(ropefish)
Erpetoichthys calabaricus

スポッテッドガー(spotted-gar)
Lepisosteus oculatus

シルバーアロワナ(silver-arowana)
Osteoglossum bicirrhosum

ブラックゴースト(black-ghost-knifefish)
Apteronotus albifrons

ポリプテルス・デルヘジー(barred-bichir)
Polypterus delhezi

ポリプテルス・オルナティピンニス(polypterus-ornatipinnis)
Polypterus ornatipinnis