
ポリプテルス・オルナティピンニスは、別名「ファンシーポリプ」とも呼ばれるアフリカのコンゴ川とタンガニィカ湖原産の古代魚です。上顎系ポリプテルスの中では最も大きくなる種で、自然界では60cmを超える個体も確認されています。水槽飼育下では45-50cm程度に成長します。
上顎系のポリプテルスの中では大型になり遊泳性も高いため、最低でも幅90cm、奥行き45〜60cm程度のスペースが必要です。幼魚期(10cm程度)は60cm水槽でも可能ですが、成長が早いため早めのサイズアップが求められます。
人工飼料(「ひかりクレスト キャット」などの沈下性タブレット)、生餌(メダカ、金魚、冷凍赤虫)を与えます。人工飼料に餌付きやすい個体が多いですが、若魚のうちは生餌を与えると骨格がしっかり育ちます。栄養バランスを考え、複数の餌を組み合わせるのが理想です。
複数を同じ水槽で飼うことが可能です。ただしサイズ差がありすぎると共食いの恐れがあるため注意してください。他の大型ポリプテルス、アロワナ、ダトニオ、大型のシクリッドなどは混泳に向いています。
ポリプテルス全般に言えることですが、わずかな隙間からでも飛び出します。蓋には必ず重しを乗せ、隙間を完全に塞いでください。
ベアタンク(砂なし)でも飼育可能ですが、赤い底砂(ガーネットサンドなど)を敷くとオルナティ特有の黒と黄色のコントラストが鮮明になり体色が美しく保たれます。
夜行性で明るい場所では落ち着かないことがあるため、流木や土管などで身を隠せる場所を作ってあげるとストレスが軽減されます。
水質悪化には比較的強いですが、古い水(酸性に傾きすぎた水)では肌荒れを起こすことがあります。週に1回、1/3程度の換水を基本にしましょう。