
ブラックゴーストは独特なひらひらとした泳ぎ方と全身真っ黒な姿が魅力的な熱帯魚です。
ひらひらとバックしたり縦になって泳いだりと、他の魚にはない独特な動きが特徴です。最初は隠れてばかりかもしれませんが、慣れると人の手からエサを食べるほど人馴れすることもあります。
店頭で見かける幼魚(10cm前後)のうちは60cmレギュラー水槽でも飼育できますが、成長が早く体が硬いため方向転換に広い奥行きが必要です。 最終的には90cm以上の水槽が必要になることを前提に計画してください。
基本は肉食性です。最初は人工飼料(「ひかりクレスト キャット」など)を食べない個体が多いので冷凍赤虫からスタートし、徐々に人工飼料に餌付けしていくのがスムーズです。 夜行性なので、消灯前や消灯後に与えるとしっかり食べます。
ブラックゴーストの複数飼育は不可能です。微弱な電気を出して周囲を探る性質(レーダーのようなもの)があり、同種が近くにいると電気信号が干渉するためか激しくケンカをしてどちらかが死ぬまで争うことがあります。単独飼育が鉄則です。 ブラックゴーストの口に入らないサイズで、温和な中・大型魚(ポリプテルス、大きめのグラミー、プレコ、中型のコリドラスなど)は混泳しやすいです。また水槽の中層〜上層を泳ぐ魚とはトラブルが起きにくいです。
非常に臆病で、光を嫌う夜行性です。日中に落ち着けるシェルターを必ず用意してあげてください(土管、流木、PVCパイプなど)。土管にすっぽり収まって、たまに横たわって(寝て)いる姿はとても愛嬌があります。
ウロコがない(または非常に細かい)ため、水質の急変や薬品に弱い性質があります。水換えは一度に大量に行わず、少量をこまめに行うのが理想です。