淡水熱帯魚図鑑

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タライロン(giant-wolf-fish)
病気と対処法混泳相性チェッカー
タライロン
タライロン(giant-wolf-fish)
Hoplias macrophthalmus
上級者向けカラシン

タライロンは、ギアナ高地からアマゾン川下流域にかけて分布するホーリー属最大種のひとつで、現地では「アイマラ」や「アンジュマラ」とも呼ばれる巨大な肉食カラシンです。学名は「大きな目」を意味し、近年は Hoplias aimara と同種として扱われることも多い魚です。

近縁のホーリー(H. malabaricus)に比べて頭部が極端に幅広く、体高もあるため、成魚は圧倒的なボリューム感を持ちます。体色はブロンズがかった暗褐色〜黒褐色で、光の当たり方によって黄金色の光沢が浮かび、鋭い犬歯が並ぶ巨大な口と大きな目が野性味あふれる表情を作り出します。

自然下では1mを超える個体も記録されており、水槽内でも60〜80cmに達します。丈夫で飼育自体は容易ですが、その大きさと危険性から、飼育設備と覚悟の両方を備えた上級者向けの魚です。手に入る機会も少なく、大型肉食魚愛好家の憧れの存在となっています。

基本データ
体長60-100cm
水温24-28°C
pH5.5-7.5
寿命15-20年
原産国ブラジル、ベネズエラ、フランス領ギアナ、スリナム、ガイアナ
生息地域オリノコ川、アマゾン川、エセキボ川、マロニ川、オヤポック川
参考価格¥15,000~¥80,000
分布地図
地図を読み込み中...
保全状況IUCN レッドリスト
LC

最も懸念が少ない

Least Concern(LC)

EX
EW
CR
EN
VU
NT
LC
絶滅絶滅危惧低リスク

絶滅のおそれが低い状態

水槽サイズ

幼魚は90cm水槽で飼育を始められますが、成長は非常に早く、1〜2年で50cmを超えます。最終的には150cm×60cm以上、理想的には180cm以上の大型水槽が必要で、体を反転できる奥行きが特に重要です。 底層で待ち伏せする習性が強いため、大きな流木や塩ビパイプなどの隠れ家を用意すると落ち着きますが、暴れた際に破損しないよう、レイアウト素材は重く安定したものを選びましょう。ガラス面への激突を防ぐため、アクリル水槽を選ぶ飼育者も多いです。 非常にパワーがあり、驚くと水槽の蓋を跳ね上げるほどのジャンプをします。重量のある蓋と、コード類の隙間を塞ぐ対策は必須です。排泄量も多いので、オーバーフロー式や大型の上部式フィルターで強力に濾過し、週1回1/3以上の水換えを行ってください。

給餌

純粋な肉食魚で、幼魚は冷凍赤虫やメダカ、小型のエビなどから始めます。成長に応じて冷凍のワカサギやキビナゴ、アジやイワシの切り身、大型肉食魚用の沈下性ペレットへ切り替えていきましょう。 体格が大きく生き餌だけでは餌代がかさむため、早い段階で人工飼料や冷凍魚に慣らすことが長期飼育の鍵です。ピンセットやトングで目の前に落とすと待ち伏せ本能から食いつきやすくなります。 給餌は幼魚で1日1回、成魚は2〜3日に1回、腹部が軽く膨らむ程度で十分です。成魚の噛む力は非常に強く、指を噛まれると重傷につながるため、給餌時は絶対に手を水面に近づけないでください。

混泳

自分より小さな生き物はすべて餌と認識し、同サイズの魚に対しても攻撃的なため、単独飼育が基本です。同種同士でも激しく噛み合い、致命傷を負わせることがあるので、複数飼育は避けましょう。 大型のプレコやポリプテルス、大型ナマズなどとの混泳が成功した例もありますが、成長に伴う体格差や個体の気性によって捕食・噛みつき事故が起こりやすく、常に監視できる上級者にのみおすすめします。 単独で飼育すれば圧倒的な存在感を楽しめ、飼い主を覚えて餌の時間に寄ってくるようにもなります。1匹を主役として大型水槽でじっくりと育てるスタイルが最も向いています。

他の魚と混泳できるか調べる

タライロンを選択した状態でチェッカーを開きます

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飼育のコツ

成魚の噛む力は非常に強く、大型犬に匹敵する危険性があります。メンテナンス中は必ず魚の位置を確認し、手を水槽に入れる作業は最小限にしましょう。

普段はほとんど動きませんが、瞬発力は非常に高く、掃除中に突進してくることがあります。器具は長めのものを使い、常に注意を払ってください。

水槽への激突で吻先や歯を傷めることがあります。驚かせないよう、水槽の前で急な動きや大きな音を避け、照明のオンオフも段階的に行いましょう。

寿命は15年以上と長く、最終的に180cm水槽と数十kgの餌が必要になります。設備と餌代、そして万一手放す場合の受け入れ先まで見込んで導入してください。

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基本データ
体長60-100cm
水温24-28°C
pH5.5-7.5
寿命15-20年
原産国ブラジル、ベネズエラ、フランス領ギアナ、スリナム、ガイアナ
生息地域オリノコ川、アマゾン川、エセキボ川、マロニ川、オヤポック川
参考価格¥15,000~¥80,000
分布地図
地図を読み込み中...
保全状況IUCN レッドリスト
LC

最も懸念が少ない

Least Concern(LC)

EX
EW
CR
EN
VU
NT
LC
絶滅絶滅危惧低リスク

絶滅のおそれが低い状態