
ロイヤルプレコは、灰色〜オリーブ色の体に走る黒い迷路のような縞模様と、ルビーのように赤く輝く目が印象的な大型プレコの代表種です。学名の「nigrolineatus」は「黒い線」を意味し、その名の通り個体ごとに異なる縞模様を楽しめます。
最大の特徴は流木そのものを食べる「木食性」で、スプーン状の歯で木を削り取って栄養を得ています。産地によって模様や体色に地域変異があり、「L190」「L027」といったLナンバーで呼び分けられるコレクション性の高いプレコです。
最も懸念が少ない
Least Concern(LC)
絶滅のおそれが低い状態
幼魚は60cm水槽でスタートできますが、成長すると30cmを超える大型魚になるため、最終的には90cm以上、理想的には120cm水槽が必要です。 木を削って食べる性質から糞の量が非常に多く、水を汚しやすいためオーバーフローや上部式+外部式の併用など、ろ過能力に余裕を持たせた水槽を用意してください。
ロイヤルプレコは流木を主食にする珍しい魚です。水槽内には必ず食べられる流木(マングローブやアマゾン産流木など)を複数入れ、常にかじれる状態にしておきます。 流木だけでは栄養が不足するため、植物性のプレコ用タブレットやスピルリナフード、キュウリ・ズッキーニ・カボチャなどの茹でた野菜を夜間に与えてください。動物性の餌は肉食性プレコほど必要としませんが、少量の冷凍赤虫を与えると発色が良くなります。
性質は比較的温和で、水槽の上層〜中層を泳ぐ中型〜大型カラシン、シクリッド、ポリプテルスなどとの混泳は容易です。 ただし同種や他のプレコ同士では縄張り争いをするため、複数飼育する場合は広い水槽に隠れ家となる流木や土管を多めに配置してください。 体表が滑らかなディスカスやエンゼルフィッシュは、夜間に体表を舐められてしまうことがあるため注意が必要です。
流木は「餌」であり消耗品です。定期的に削られて小さくなるため、常にストックを用意しておきましょう。硬すぎる流木より、やや柔らかいマングローブ系の流木を好みます。
木を削ることで排泄物(木屑)が非常に多く出ます。底床はベアタンクか薄敷きにして、こまめな底面の掃除と週1回以上の換水を習慣にしてください。
赤い目は健康状態のバロメーターです。体色が白っぽく褪せたり、お腹が凹んで見える場合は餌不足や水質悪化のサインなので、早めに対処しましょう。
成長はゆっくりですが寿命が長く、10年以上の長期飼育になります。最終サイズを見据えた水槽と設備を最初から計画しておくと安心です。

オレンジ・トリムプレコ(orange-trim-pleco)
Pseudacanthicus pitanga

オレンジフィンレオパードトリムプレコ(demini-leopard-cactus-pleco)
Pseudacanthicus leopardus

ブロンズ・プレコ(bulldog-pleco)
Chaetostoma milesi

セルフィンプレコ(sailfin-pleco)
Pterygoplichthys gibbiceps

マツブッシー(medusa-pleco)
Ancistrus ranunculus

ゴールドエッジ・マグナムプレコ(goldie-pleco)
Scobinancistrus aureatus

サタンプレコ(alligator-pleco)
Glyptoperichthys scrophus

ウルトラスカーレットトリムプレコ(scarlet-cactus-pleco)
Pseudacanthicus pirarara

スカーレットトリムプレコ(redfin-cactus-pleco)
Pseudacanthicus pitanga