
オレンジフィンレオパードトリムプレコは、ブラジル北部とガイアナにまたがるルピヌニ川、ブランコ川上流域に生息する中〜大型のプレコです。体を覆う鋭い棘(トリム)から「トリムプレコ」と呼ばれ、学名の「leopardus」は黄褐色の地肌に黒褐色の斑点が並ぶヒョウ柄に由来します。
最大の魅力は、背びれ・尾びれ・胸びれの先端が鮮やかなオレンジ〜赤に染まる点で、個体ごとに斑点の密度やオレンジの濃さが異なるためコレクション性も高い人気種です。
多くのプレコと異なり肉食性が強く、成長すると25〜30cmに達し、縄張り意識も強いため、単独飼育を前提とした大型水槽と強力なろ過が必要です。飼育のハードルは高めですが、10年以上生きる長寿な本格派のプレコです。
最も懸念が少ない
Least Concern(LC)
絶滅のおそれが低い状態
成長すると25〜30cmに達するため、最終的には幅90cm以上、理想は120cm水槽が必要です。底層で生活するため水深よりも底面積を優先してください。 野生では水流の速い岩場に生息しており、水流と高い溶存酸素量を好みます。排泄量も非常に多いため、上部式と外部式フィルターの併用やオーバーフロー水槽など強力なろ過が不可欠です。 隠れ家は必須で、体サイズに合った太い流木やプレコ用の土管を用意してください。底砂は角のない細かい砂を薄く敷くか、掃除しやすいベアタンクがおすすめです。週1回1/3以上の水換えで硝酸塩の蓄積を防ぎましょう。
一般的なプレコと異なり肉食性が強く、藻類はほとんど食べません。コケ取りを期待して導入するのには向かない種類です。 主食には肉食魚用の沈下性タブレットや肉食プレコ用フードを与え、副食として冷凍赤虫、クリル、冷凍エビ、魚の切り身などを与えると、体格が良くなりひれのオレンジが鮮やかに発色します。 夜行性なので消灯後に給餌すると確実に食べます。1日1回、翌朝までに食べきれる量が目安で、食べ残しは水質悪化を防ぐため必ず取り除きましょう。
縄張り意識が非常に強く、同種や他のプレコとの同居は激しい争いになります。コリドラスなど底層で生活する魚とも隠れ家をめぐって衝突するため、基本は1水槽1匹の単独飼育が原則です。 泳層が異なる魚とは混泳しやすく、上層〜中層を泳ぐ大型カラシン、シルバーアロワナ、ダトニオ、セベラムなど温和な中〜大型魚が定番の混泳相手です。 ただし、夜間に他魚の体表を舐めて傷つけることがあるため、ディスカスなど動きの遅い魚との混泳は注意が必要です。口に入るサイズの小型魚は捕食される可能性があります。
鋭い棘を持つため、狭すぎるシェルターは体を傷つけます。体サイズに合った大きめの流木やプレコハウスを用意しましょう。
肉食性で排泄量が多く水が汚れやすいため、上部式と外部式フィルターの併用など強力なろ過システムが長期飼育のコツです。
網で捕まえると棘が絡まってひれや体を傷めます。移動させる際はプラケースなどに追い込むようにしましょう。
水流と酸素を好み、夏場は酸欠になりやすいため、エアレーションを追加し28°C以下を保ちましょう。
ひれのオレンジは栄養状態と水質で変わります。クリルやエビなど色揚げ効果のある餌とこまめな水換えで発色を引き出しましょう。
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