
コリドラス・アエネウスは「赤コリ」の通称でよく知られる、初心者向けコリドラスの代表といえる人気種です。安価で丈夫で飼育しやすく、コリドラスどころか初めて飼育する熱帯魚としても最適です。赤みを帯びた褐色をベースとした体色に、体の横側が濃緑色に染まります。シンプルな色彩でさまざまな水槽にマッチします。東南アジアで大量にブリードされているため数多く流通していますが、ワイルド個体の入荷もちらほら見られます。ブラジル、コロンビア、ペルーと広範囲に生息するため、産地ごとに微妙な差異があります。
30cm水槽から飼育可能ですが、群泳を楽しむなら45cm水槽以上を推奨します。群れを作る習性があるため、複数匹をまとめて飼育するのがおすすめです。
1日1-2回、沈下性のコリドラス専用タブレット、冷凍アカムシ、人工飼料を与えます。何でもよく食べるため餌付けには苦労しません。底砂に沈む餌を好んで食べますが、水面に浮かぶ餌を食べることもよくあります。
非常に混泳向きのコリドラスです。コリドラス同士であれば基本的に問題ありません。グッピー、プラティ、テトラ、ラスボラなど人気の小型熱帯魚とも混泳相性は抜群です。温和な性格で、さまざまな魚種との混泳に向いています。
砂に顔を突っ込んでエサを探すため、ボトムサンドや田砂のような粒の細かい砂を推奨します。汚れが溜まると「ひげ」が溶けてしまう原因になるため、水換え時の底掃除は丁寧に行いましょう。
アエネウスは比較的熱に強い方ですが、日本の真夏の30°Cを超えるような環境は負担になります。夏場は冷却ファンなどで28°C以下を保つのが安全です。
市販されている「白コリ」の多くは本種のアルビノ個体です。性質はアエネウスと同様ですが、目が弱いため、あまりに強い照明は避けてあげると落ち着きます。