
オスカーは南米原産の大型シクリッド、Astronotus ocellatusの通称です。赤やオレンジの大胆な模様と、成長による体色変化が特徴で、観賞魚として世界的に高い人気を誇ります。賢く人懐こい性格も魅力で、飼い主の動きに反応したり、餌やりの時間を覚えたりする様子も人気の理由です。成魚の体長は30cm前後まで成長し、寿命は飼育下で10~15年と比較的長寿です。
オスカーは非常に成長が早いため、最初から成魚を見越したサイズを用意するのが理想的です。幼魚のうちは60cm水槽でも飼育可能ですが、半年〜1年足らずで手狭になります。奥行きが足りないと体が曲がってしまう原因になるため、早めのステップアップが必要です。成魚だと最低90cm水槽(奥行き45cm以上)が推奨されます。
人工飼料(シクリッド用ペレット)、冷凍エビや赤虫、小魚(与えすぎ注意)などをよく食べます。成長期は高タンパクな餌を中心に、1日1~2回、食べきれる量を与えます。
性格には個体差がありますが、基本的には「気が荒い」部類に入ります。体格が同程度で、気が強すぎない大型魚(ポリプテルス、カラープロキロダス、パロットファイヤーなど)であれば混泳可能ですが、オスカーの口に入るサイズの小魚とは混泳不可です。オスカー同士だと激しく争うことがあるため複数飼育の場合は120cm以上の大型水槽で隠れ家を多く作る必要があります。
オスカーは大食漢で排泄量が多く水が非常に汚れやすいため、上部フィルターや外部フィルターなどろ過能力の高いシステムを選んでください。週に1回、1/3〜1/2程度の換水が目安です。
成長すると水槽レイアウトや器具を動かしたり破壊したりする力が強くなります。フタや装置の設置はしっかりと行い、レイアウトは簡素かつ丈夫にするのがおすすめです。
人懐こく、飼い主を認識して近寄ってきます。知能が高く、餌やりの時間を覚えたりする様子も人気の理由です。
成長にともない体色や模様が変化し、個体ごとの個性が楽しめます。